
ある日突然、「ニッテレ債権回収」という見慣れない会社からハガキや封筒が届いたことはありませんか?
何を隠そう、私もその一人です。
ニッテレ債権回収から一通の封筒
ポストに投函されていた「ニッテレ債権回収 ドコモdカード受託センター」からの手紙。
その見慣れない会社名と「督促状」の文字に、正直、血の気が引く思いでした。

「これは詐欺なんじゃないか?」「架空請求かもしれない」
そうであってほしいと願いながらも、原因は分かっていました。
dカードの支払いを、もう何か月も払えていなかったのです。
分かってはいたものの、心のどこかで「なんとかなる」と甘く考え、毎日かかってくる知らない番号からの電話もすべて無視していました。
その現実が、一通の封筒となって目の前に突きつけられたのです。
「詐欺であってくれ」
本気でそう思いました。しかし、封筒に小さく書かれた「ドコモdカード受託センター」の文字を見て、すべてがつながり、「終わった」と感じました。
その夜はほとんど眠れず、スマートフォンで「ニッテレ債権回収 詐欺」「ニッテレ債権回収 ヤバい」といった言葉ばかり検索していました。
相手の正体:ニッテレ債権回収とは何者か?
そして検索してすぐに、さらに絶望的な事実を知ることになります。
この会社は、国が認可した正真正銘の借金取り立てのプロ、「サービサー」だったのです。
「サービサー」とは、法務大臣の許可を得て設立され、金融機関などから委託を受けたり、債権そのものを買い取ったりして、借金の管理や回収を専門的に行う会社です。

つまり、彼らは法律に則って「取り立て」を行うプロフェッショナルであり、決して怪しい会社や詐欺グループではありません。
dカードの会社が、滞納している料金の回収を彼らに依頼した、というわけです。
それを知った時、無視し続けていた自分が本当に愚かだったと痛感しました。
八方塞がりから抜け出すために
では、どうすればいいのか。
正規の会社である以上、もう逃げられません。
腹をくくるしかない。しかし、具体的にどう動けばいいのか、途方に暮れてしまいますよね。
このサイトは、そんな八方塞がりの状態から、私が実際に何をしたのか、何を調べてどう動いたのかを全て書き記すために作りました。
正規の会社だと分かっても、どうすればいいのか途方に暮れている方へ。