ニッテレ債権回収から「法的手続実施決定のお知らせ」の通知書が届いた!

ニッテレ債権回収から「法的手続実施決定のお知らせ」

ポストを開けたら、ニッテレ債権回収からこれまでと違った色の封筒が入っていた。

開けてみると「法的手続実施決定のお知らせ」という文字。

「・・・・。」

法的手続実施決定のお知らせ

正直、手が震えた。

これまでも督促状は何度か来ていたけど、今回のは明らかに違う。

最後のチャンスを与えたのに、もう許さない。」と言っているようだった。

封筒の中には、請求金額と「法的手続きによる債権の回収を図ることといたしました旨、ここにご通知申しあげます。」という文言。

訴訟とか支払督促とか、聞いたことはあるけど自分には関係ないと思っていた言葉が、目の前に並んでいる。

ニッテレ債権回収から「法的手続実施決定のお知らせ」

その夜は眠れなかった。

布団に入っても、頭の中で「法的手続き」という言葉がぐるぐる回る。

給料が差し押さえられたらどうしよう。会社に知られたらどうしよう。

そんなことばかり考えて、気づいたら朝になっていた。

最初は「まだ大丈夫」と思っていた

この通知が届く前から、ニッテレ債権回収からの督促状は何度か来ていた。

最初の頃は「お支払いのお願い」みたいな柔らかい文面だった。

それが「最終通告」になり、電話もかかってくるようになった。

でも、その時は「まだ大丈夫だろう」と思っていた。

というか、思いたかった。

借金のことを考えると頭が痛くなるし、どうしたらいいか分からない。

だから、督促状が来ても封筒を開けずに机の引き出しに突っ込んで、電話も無視していた。

見なければ、聞かなければ、問題は存在しないような気がしていた。

でも、「法的手続実施決定のお知らせ」は違った。

これは無視できない。本気で裁判を起こすつもりなんだと、さすがに分かった。

ネットで調べて、さらに不安になった

とりあえずネットで「ニッテレ債権回収 法的手続き」と検索してみた。

出てくるのは、「給料が差し押さえられた」「銀行口座が凍結された」「会社に知られて居づらくなった」みたいな体験談ばかり。読めば読むほど不安になる。

ある人は、ある日突然、給料明細を見たら「サシオサエ」という項目で数万円が引かれていたと書いていた。

会社の経理から呼び出されて、裁判所から通知が来ていることを知らされたらしい。

その後、職場での居心地が悪くなって、結局退職したとのこと。

別の人は、給料日にATMでお金を下ろそうとしたら、残高がゼロになっていたと書いていた。

銀行口座が差し押さえられて、振り込まれたばかりの給料が全額持っていかれた後だったらしい。

その月の家賃も払えず、大家さんに頭を下げて待ってもらったとのこと。

こういう体験談を読んでいると、自分も同じ目に遭うんじゃないかと思えてきて、どんどん怖くなった。

でも、どうしたらいいか分からない。

誰にも相談できない。親にも友達にも、こんな恥ずかしい話はできない。

この通知を放置したら、本当にどうなるのか

怖くなって、もっと詳しく調べてみた。

ニッテレ債権回収は、この通知を送った時点で、法的手続きに移行する準備を進めている。

こちらが何もしなければ、近いうちに訴訟か支払督促を申し立てることになる。

裁判所から「訴状」とか「支払督促」という書類が届く。

これは「特別送達」という郵便で送られてくるから、受け取りを拒否することもできない。

この書類に対して、こちらが何も対応しなければ、相手の言い分が全部通って判決が出る。

あなたは○○円を支払いなさい」という判決が確定してしまう。

そうなると、ニッテレ債権回収は、その判決を使って強制執行の申立てをする。

強制執行というのは、要するに差し押さえのこと。

ここまでの流れが、だいたい1〜2ヶ月。思ったより早い。

給料が差し押さえられると、裁判所から勤務先に「債権差押命令」という通知が届く。

会社の経理がそれを見て、毎月の給料から一定額を天引きする。

手取りの4分の1が上限だから、手取り20万円なら5万円。

これが借金を返し終わるまで、何ヶ月も、場合によっては何年も続く。

会社に借金のことが知られるのも嫌だし、何より毎月5万円引かれたら生活できない。

家賃も払えないし、食費も削らないといけない。

それが現実になる。

預金口座の場合は、もっと厳しい。

差し押さえの命令が出た時点での残高が全額対象になる。

給料が振り込まれた直後に差し押さえられたら、その月の生活費が一気にゼロになる。

じゃあ、どうすればいいのか

調べれば調べるほど絶望的な気分になったけど、同時に「このままじゃダメだ」とも思った。

選択肢は2つしかない。

1. 払う

通知書に書いてある金額を一括で払えるなら、それが一番早い。

払えば法的手続きは止まるし、差し押さえの心配もなくなる。

でも、払えないから困ってるわけで。私もそうだった。

そもそも払えるお金があったら、こんなことになってない。

2. 弁護士か司法書士に相談する

弁護士に頼むお金なんてない」と思うかもしれない。私もそう思ってた。

弁護士って、相談するだけで何万円も取られるイメージがあった。

でも、調べてみると、今は借金問題の相談を無料でやってる事務所が多いらしい。

初回相談無料」とか「相談料0円」とか、そういう事務所がたくさん出てくる。

しかも、ネットから24時間いつでも相談できる事務所もある。

チェック ここなら司法書士に借金の事が無料で相談OK

電話だと緊張するけど、ネットの相談フォームなら、自分のペースで状況を書けるし、誰とも話さなくていい。

それでも、最初は送信ボタンを押すのが怖かった。でも、このままじゃダメだと思った。

勇気を出してネットで相談してみた

でも、このまま何もしなければ、確実に差し押さえになる。それだけは避けたい。

意を決して、ネットで見つけた司法書士事務所の無料相談フォームに入力してみた。

ニッテレ債権回収から「法的手続実施決定のお知らせ」が届いたこと、払えるお金がないこと、どうしたらいいか分からないこと。

送信ボタンを押すまで、何度も躊躇した。でも、最後は目をつぶって、ポチッと押した。

翌日、事務所からメールが来た。

ご相談ありがとうございます。お電話でお話を伺いたいので、ご都合の良い日時を教えてください」という内容。

指定された日時に電話がかかってきて、担当の司法書士の先生が私の話を最後まで聞いてくれた。

責めるような口調は一切なくて、「よく相談に来てくれましたね」と言ってくれた。

先生が言うには、私の場合は「任意整理」という手続きが適しているとのこと。

任意整理というのは、債権者と交渉して、利息をカットしてもらったり、分割払いの期間を延ばしてもらったりする手続きらしい。

依頼すると、まず「受任通知」というのを送ってくれる。

これが送られると、法律でニッテレ債権回収はこっちに直接連絡できなくなる。

督促の電話も手紙も止まる。それだけでも、かなり楽になる。

毎日ビクビクしながらポストを開けたり、知らない番号からの電話におびえたりしなくて済む。

チェック 督促に悩んでいるなら、まずはこちらの無料相談

依頼してから、生活が変わった

司法書士の先生に依頼してから、本当に督促が止まった。

それまでは、知らない番号から電話がかかってくるたびに心臓がバクバクしていた。

ポストを開けるのも怖かった。

でも、受任通知を送ってもらってからは、そういうストレスから解放された。

その後、先生がニッテレ債権回収と交渉してくれて、利息をカットしてもらえることになった。

元本だけを、3年かけて分割で返済していく計画。

月々の返済額も、無理のない範囲に収まった。

差し押さえも回避できた。

あの時、勇気を出して相談しなかったら、今頃どうなってたか分からない。

もちろん、借金がゼロになったわけじゃない。

これから3年間、毎月きちんと返済していかないといけない。

でも、差し押さえの恐怖におびえることはなくなったし、生活を立て直すための道筋が見えた。

それだけでも、大きな前進だと思う。