ニッテレ債権回収から身に覚えが無い督促がきた!

ニッテレ債権回収から身に覚えが無い督促がきた!

ある日ポストを開けたら、見慣れない会社から一通の封筒。

ニッテレ債権回収」…?なんだこれ、新しい詐欺かな?

そう思うのも無理はありません。私もそうでしたから。

実は私、dカードの支払いをしていなかったことが原因で、ニッテレ債権回収から手紙が来たんです。

でも、その封筒を初めて手にした時、頭の中は「」でいっぱいでした。

身に覚えがない!」って、本気でそう思ったんです。

もしあなたが今、同じように不安な気持ちでこの文章を読んでいるなら、ぜひ最後まで読んでみてください。

その手紙、本物です。「ニッテレ債権回収」の正体

まず、一番大事なことから。

その手紙、詐欺や架空請求ではありません。

ニッテレ債権回収は、国(法務大臣)から正式に許可を得て、滞納しているお金の回収を専門に行っている「サービサー」と呼ばれる会社です。

つまり、クレジットカード会社や銀行といった元々の会社から「すみません、この方からお支払いいただけていないので、代わりに連絡してください」と依頼を受けて、あなたに連絡をしてきている、正規の業者なのです。

だから、「怪しい会社だ!」と決めつけて手紙を破り捨ててしまうのだけは、絶対にやめてください。

なぜ「身に覚えがない」と感じてしまうのか

でも、本当に心当たりがない!

その気持ち、痛いほどわかります。私もそうでした。

dカードの延滞なのに、NTTドコモからではなく「ニッテレ債権回収」という聞き慣れない名前で連絡が来たので、頭がすぐには結びつかなかったのです。

多くの人が「身に覚えがない」と感じてしまうのには、こんな理由があります。
考えられる理由 具体例
すっかり忘れていた、過去の支払い 数ヶ月前、あるいは数年前の、たった一度の支払い忘れだったりしませんか?
サービス名と会社名が違う 私のdカードのように、あなたが使っているサービスの名前と、実際に請求してくる会社の名前が違うケースはよくあります。
家族の誰かが使った支払い 家族カードの利用分や、自分名義で契約しているけど主に家族が使っている携帯料金など、自分自身が直接使ったものではないかもしれません。

記憶は意外と曖昧なものです。

絶対にない!」と思い込む前に、一度立ち止まって、最近の自分の生活や過去の契約を冷静に振り返ってみることが大切です。

無視だけはダメ。その先に待つ、もっと怖いこと

もし、その手紙を「やっぱり怪しい」と無視し続けたら、どうなるのでしょうか。

これは少し怖い話ですが、知っておいてください。

最初はただの手紙だったものが、何度も届くようになり、それでも無視を続けると、あなたの信用情報に傷がつく可能性があります。

いわゆる「ブラックリスト」という状態です。

こうなると、新しくクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりすることが非常に難しくなります。

そして最悪の場合、裁判所を通した法的な手続きに移行し、給料や財産を差し押さえられる…なんて可能性もゼロではないのです。

ただの支払い忘れが、人生を左右する大きな問題に発展してしまうかもしれません。

不安なら、まず一本の電話を

では、どうすればいいのか。答えは、とてもシンプルです。

勇気を出して、ニッテレ債権回収に電話をしてみてください。

手紙に書かれている連絡先に電話をして、「こういう手紙が届いたのですが、何の請求か詳しく教えていただけますか?」と聞いてみるだけです。

それだけで、事態は大きく変わります。

もし本当にあなたの支払い忘れなら、いつ、何の、いくらの請求なのかがハッキリします。

そこから、どうやって支払っていくかを相談することもできます。

もし、万が一、本当に何かの間違いだったとしても、その電話一本で潔白が証明され、あなたの不安は解消されるはずです。

得体の知れないものほど、怖いものはありません。

その手紙を放置して不安な毎日を過ごすより、一度の電話で白黒ハッキリさせてしまう方が、ずっと心穏やかに過ごせるはずです。

自分で連絡するのが怖いときは?

少しでも思い当たることがある。でも、今すぐに支払うのは難しい…

自分で電話するのが怖い。何を言われるか不安だ…

そんな気持ちを抱えている方もいると思います。

そんなときは、弁護士や司法書士といった専門家に相談するという選択肢があります。

専門家は、あなたの代わりに債権回収会社と交渉してくれます。

そして、あなたの状況に合わせて、分割払いの相談や、場合によっては債務整理という方法も提案してくれます。

チェック こちらでは司法書士に借金についての無料相談が出来ます。

「お金がないから相談できない」と諦める必要はありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、大きな一歩です。